学校経営計画
日野台高校学校経営報告はこちらです
日野台高校学校診断書はこちらです
平成21年度東京都立日野台高等学校学校経営計画
平成21年4月22日校長決定
本校は昭和55年の創立以来、「叡知・情操・健康」を教育目標とし、質的向上と量的前進、規律
ある自由を象徴する校章の下、学習と学校行事・部活動をバランスよく行い、それらを両立させるこ
とを通して、高い知性と豊かな人間性を身につけた、心身ともに健康で社会に貢献できる人間の育成
を目指し、着実に成果を上げてきた。また、生徒は、明るく伸びやかな雰囲気の中で、爽やかさと力
強さをもった校風を醸成し、これを継承・発展させてきた。これらの実績が評価されて、平成19年
度より東京都教育委員会から重点支援校の指定を受け、新たに「生徒のより高い進路目標の実現に向
け、活発な学校行事・部活動の維持推進と学習とのより高いレベルでの両立」という目標を掲げ、生
徒、保護者、教職員及び地域の人々が誇りとできる学校を目指してきた。今年度は、とくに本校創立
30周年という節目の年であり、重点支援校3年目の区切りの年であることを自覚し、教育目標の実
現と「新たな日野台」の創造を目指して、一層の向上・前進を図る。
目指す学校
目指す学校
1.目指す学校
(1)夢の実現に向けて努力する生徒が集い、新たな伝統を創造し、夢がかなえられる学校。
(2)知性を磨き、思想を培い、感受性を高め、心身を鍛えることができる学校。
(3)学力の向上と学校行事・部活動に積極的に取り組み、高いレベルでの達成を目指す学校。
(4)フェアな精神や人権尊重の精神を身につけることができる学校。
(5)生徒、保護者、教職員及び地域の人々が誇りにできる学校。
2.中期的目標と方策
(1)生徒一人一人の高い進学希望の実現を目指す、教科指導、進路指導の充実
国公立大学や難関私立大学等への進学実績を高めるため、大学進学に対応した教育課程の改
善、授業時間数の確保、大学進学に対応した質の高い授業を推進すると共に、補講・補習への
組織的な取組や、自学自習に対する支援強化に努め、一層の学力向上を目指す。
また、大学後も見据えた自分なりの将来像を早い段階から明確にさせる3年間を見通した進
路指導の充実と、成績データの一元管理による組織的な進学指導体制の確立を図る。
(2)生徒の豊かな人間性や感性を育む、学校行事・部活動の充実
本校の特色である活発な学校行事・部活動を維持推進するため、積極的な参加を奨励すると
共に、学習と部活動とのけじめをつけさせる指導や、自主的・自立的な時間管理を促す指導を
強化して、学習と学校行事・部活動との高いレベルでの両立を図る。
(3)基本的生活習慣、人権尊重の精神、規範意識や思いやりの心を育成する指導の充実
生徒に指導の主旨を理解させながら、教育活動全体を通して、基本的生活習慣を身につけさ
せると共に、他人を気遣い、思いやる気持ちを大切にさせ、社会生活でのル-ル・マナ-を身
につけさせる指導を徹底する。
(4)募集・広報活動の充実
特色ある本校の取り組みや、日常の教育活動を広く学校ホ-ムペ-ジ等で公開し、在校生・
保護者に加え、本校を目指す中学生・保護者、都民への積極的な情報提供に努める。
(5)本校の特色や伝統を生かし、組織力を強化し、重点支援校として成果をあげる。
中期目標と方策
中期目標と方策
2.中期的目標と方策
(1)生徒一人一人の高い進学希望の実現を目指す、教科指導、進路指導の充実
国公立大学や難関私立大学等への進学実績を高めるため、大学進学に対応した教育課程の改
善、授業時間数の確保、大学進学に対応した質の高い授業を推進すると共に、補講・補習への
組織的な取組や、自学自習に対する支援強化に努め、一層の学力向上を目指す。
また、大学後も見据えた自分なりの将来像を早い段階から明確にさせる3年間を見通した進
路指導の充実と、成績データの一元管理による組織的な進学指導体制の確立を図る。
(2)生徒の豊かな人間性や感性を育む、学校行事・部活動の充実
本校の特色である活発な学校行事・部活動を維持推進するため、積極的な参加を奨励すると
共に、学習と部活動とのけじめをつけさせる指導や、自主的・自立的な時間管理を促す指導を
強化して、学習と学校行事・部活動との高いレベルでの両立を図る。
(3)基本的生活習慣、人権尊重の精神、規範意識や思いやりの心を育成する指導の充実
生徒に指導の主旨を理解させながら、教育活動全体を通して、基本的生活習慣を身につけさ
せると共に、他人を気遣い、思いやる気持ちを大切にさせ、社会生活でのル-ル・マナ-を身
につけさせる指導を徹底する。
(4)募集・広報活動の充実
特色ある本校の取り組みや、日常の教育活動を広く学校ホ-ムペ-ジ等で公開し、在校生・
保護者に加え、本校を目指す中学生・保護者、都民への積極的な情報提供に努める。
(5)本校の特色や伝統を生かし、組織力を強化し、重点支援校として成果をあげる。
今年度の取り組み目標と方策
今年度の取り組み目標と方策
3.今年度の取組目標と方策 ☆アンダーラインは今年度の取組目標キーワード
(1) 教育活動の目標と方策
重点支援校3年目として、教職員全員が一丸となり、昨年度の取組を修正・改善しながら更なる目
標達成に努める。
①学習指導
ア.日々の授業を大切にさせると共に、授業の予習・復習を習慣化させる指導を徹底する。
イ.50分の授業時間をフルに使うと共に、今年度より土曜授業を月2回程度実施して授業時間数
の確保を図る。
ウ.生徒による授業評価、教員相互の授業公開、研究授業、教科内研修などの校内研修を充実して、
授業内容の改善、授業力の向上を図る。
エ.各教科で小テスト、定期考査等による定期的な生徒の学力把握を行う共に、年4回の実力テス
トを実施して教科ごとの学力分析を行い、教科内で指導上の課題を共有し、学習指導に生かす。
オ.数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学B、英語Ⅰ、英語Ⅱでは習熟度別授業を行い、生徒の学習意欲を高めて基
礎学力の定着を図る。
カ.長期休業中、土曜日、早朝、放課後等に、授業と連携した補習・補講を組織的・計画的に実施
し、基礎学力の定着と応用力の向上を目指す。
キ.全校生徒にシラバスを配布し、指導計画、指導内容・方法、評価基準等の周知を図る。
ク.情操を高める芸術選択科目及び芸術鑑賞教室等の体験活動の充実に努める。
ケ.総合的な学習の時間は、1年生で教科「奉仕」を位置づけると共に、全学年で進路学習プログ
ラムを取り入れた「日野台 a Mond Project」を実施し、キャリア教育の充実を図る。
コ.ICTを活用した授業力の向上を目指し、校内研修の充実を図る。
サ.自習室、図書室等の利用促進を図り、わずかな時間でも時間を有効に使って学習に取り組ませ
る指導を推進する。
②進路指導
ア.進路指導部・学年・各教科が共通認識をもち、連携を深めて、「日野台 a Mond Project」で
展開する進路学習プログラムや進路の手引等に基づいて、3年間を見通した一貫性のある進路
指導を推進する。
イ.入学当初の志望を実現させるワンランク上の進路指導を行うという共通意識をもち、学校全体
で高い目標に向かってチャレンジさせ、最後まであきらめさせない指導を徹底して、国公立大
学及び難関私立大学への受験者増を図る。
ウ.大学進学のための外部模擬試験や実力テストを定期的に実施して、生徒の挑戦意識を高めると
共に、予備校等の進路支援システムを用いた模試結果分析を行い、校内研修で指導上の課題を
共有して進路指導に生かす。
エ.校内LANを活用した成績データの一元管理を推進し、組織的な進学指導体制を確立する。
オ.進学指導研究協議会等に参加したり、外部講師を招聘するなどして、大学受験指導についての
研修を深め、進学指導の実践力を高める。
カ.全学年で個人面談・三者面談を計画的に実施すると共に、進路だより等をきめ細かく発行し、
学校と家庭との連携を密にして、教員、生徒、保護者間での進学情報の共有化を図る。
キ.進路年間計画に基づいて、小論文指導、進路講演会、進路説明会、大学模擬授業、大学見学、
大学出張説明会、進路の手引、進路だよりの発行、受験体験を聞く会などを計画に実施し、進
路指導の一層の充実を図る
ク.進学指導を推進するための高大連携など、大学との新たな連携事業を模索する。
ケ.各種資格・検定取得にチャレンジさせる指導を推進する。
③生活指導
ア.新制服の1・2年生も、旧制服の3年生も、本校に誇りをもち、愛着をもって着用するよう制
服指導に一貫性を持たせ、新制服等の円滑な定着を図る。
イ.生活指導部と学年・教科担任が連携し、生徒に指導の主旨を理解させながら、教育活動全体を
通して挨拶、身だしなみ、時間を守る指導を徹底させ、基本的生活習慣の確立を図る。
ウ.集会や生活指導部だより等を通して交通安全に対する理解と交通ルールを守る指導を行い、と
くに登下校時の自転車乗車マナーについての徹底を図る。
エ.定期的にセーフティー教室を実施し、規範意識や危機対応能力を身につける指導の徹底を図る。
オ.個人面談による生徒理解、家庭との連携、スチューデントサポート委員会での情報交換、関係
機関との連携、心理専門家による支援などにより、教育相談体制の充実を図る。
④特別活動、部活動
ア.生徒の活気の源である部活動への高い加入率の維持を図ると共に、教師の指導に加え、技術指
導者の招聘や地域の多様な教育力の活用等により、部活動での専門的な指導の充実を図る。
イ.合唱祭、文化祭、体育祭では、実行委員会を中心にした計画的な準備を指導すると共に、準備
期間を有効に活用させてより質の高い学校行事の実現を目指す。
ウ.生徒会活動、委員会活動、HR活動では、生徒の自主性・自立性を高めた一層の活性化を図り、
学校生活への満足度を高める。
エ.部活動や生徒会活動等による地域活動を推進し、地域理解や地域貢献の精神を育成する。
オ.学校全体で、時間の有効な使い方や、生徒の自主的・自立的な時間管理を促す指導を強化し、
学習と学校行事・部活動との両立を目指す。
⑤健康づくり、校内美化
ア.学校保健計画を策定すると共に、学校保健委員会を充実させ、生徒の心と体の健康づくりを組
織的・計画的に推進する。
イ.食育の推進を図ると共に、感染症(麻しん、新型インフルエンザ等)の予防に対する啓発に努
める。
ウ.校内美化・環境整備に対する生徒及び教職員の意識を高め、日々の清掃活動や資源ごみの分別・
リサイクルの徹底を図る。
⑥広報、募集
ア.中学生やその保護者に対する学校紹介を全教職員で行い、学校PRの一層の充実を図る。
イ.公開授業、模擬授業、体験入部、個別相談会等の実施、学校案内の映像化などにより、オープ
ンスクール、学校見学会、学校説明会の一層の充実を図る。
ウ.出前授業、中学校訪問、塾関係者への説明会実施、外部学校説明会への積極的な参加など、き
め細かな情報提供によりPR活動の一層強化を図る。
エ.学校ホームページの刷新、適時更新に努め、在校生保護者、中学生・保護者、地域の人々への
適切な情報発信を行う
⑦学校運営、組織体制、施設・設備
ア.重点支援校として、学校経営計画の実現に向けて、全教職員が一致協力して組織的・計画的に
取り組む
イ.今年度予定している30周年記念事業の円滑実施に向けて、組織的、計画的に取り組む。
ウ.長期休業日の弾力的運用試行校として、土曜授業の円滑実施と調査研究に学校全体で取り組む。
エ.学校経営計画の実現を目指し、自律経営推進予算の適正な編成を進める。
オ.教員として身につけるべき力(学習指導力、生活指導力、進路指導力、外部との連携・折衝力、
学校運営力、組織貢献力など)を育成するため、ОJTの推進に努める。
カ.外部評価を生かした学校運営PDCAサイクルの確立を図ると共に、地域・社会との連携を一
層深め、開かれた学校づくりの推進に努める。
キ.公開講座・施設開放を適切に実施し、都立学校開放事業の推進に寄与する。
ク.生徒の自学・自習を支援するため、自習室や講義室の整備を進め、講義室等への空調設備導入
を進める。
ケ.ICT機器の設置や保管、校内LANの整備など、都立学校ICT計画への円滑な対応を図る。
コ.個人情報の適正な管理を図ると共に、個人情報等を含む電子データの適正な保管・取り扱いを
徹底して、情報セキュリティーの確保に努める。
(2)重点目標と方策
①授業内容の充実を図ると共に、学習と学校行事・部活動とが高いレベルで両立できる指導の充実
に努め、本校に入学して良かったと言える学校づくりを推進する。
②入学時の高い進路希望を維持させつつ、3年間を見通した計画的な進路指導を組織的に進め、現
役大学進学率のアップ、国公立大学や難関私立大学への合格者数増を目指す。
③学校ホームページの刷新、全教員による中学校訪問、オ-プンスク-ル・学校説明会等の充実、
塾関係者に対するPR活動の強化など、募集・広報活動の積極的な展開を図る。
(3) 数値目標
①年度末の生徒を対象とする学校評価で、
ア「学校生活は充実している」とする回答が80%以上(昨年度74%)
イ「学校生活は自分の将来にとって有益である」とする回答が75%以上(昨年度69%)
②生徒による授業評価で、
「この授業は、もっと学習したくなるよう、興味や関心をもたせてくれたり、意欲をわかせてく
れる」とする回答が80%以上(昨年度 第1回調査71%)
③1・2年生を対象とする進路調査で、
「平日の家庭での学習時間2時間以上」とする回答が50%以上
(昨年度 第2回進路調査 1年16%、2年20%、3年85%)
④年間皆勤生徒数が200人以上(昨年度 1年71人、2年68人、3年14人)
⑤国公立、早慶上智、医歯薬系等を含めたMARCH レベル以上の大学合格者数が延120人以上
(昨年度 113人)
⑥センタ-試験の受検者数が250人以上(昨年度216人)、得点率8割以上が10人以上
(昨年度2人)
⑦現役大学進学率(4年制以上)が65%以上(昨年度61.3%、一昨年度62.6%)
⑧教員による中学校訪問を150校維持(昨年度156校)
⑨入学選抜一次募集での応募倍率が1.70倍以上(昨年度1.51倍、一昨年度1.62倍)
⑩オープンスクール、学校見学、学校説明会などの参加者が延2000名以上
以上
▲ ページトップへ
平成20年度 東京都立日野台高等学校経営報告
平成21年3月31日
校 長 決 定
平成20年度 東京都立日野台高等学校経営報告
1.今年度の取組と自己評価
20年度は、重点支援校2年目(19年度指定)として学校全体のワンランクアップのため、目標として掲げた「生徒のより高い進路目標を実現のため、学習と学校行事・部活動とのより高いレベルでの両立」を推進し、生徒、保護者、教職員及び地域の人々が誇りにできる学校を目指した。学習指導では、昨年度から取り組んでいる大学進学に適応した教育課程への改善を進め、20年度入学生からは国語を増単位し、すべての学習に必要な国語力の向上を図った。授業では、時間数確保を図ると共に、教員が質の高い授業を目指し、日々高い意識をもって授業研究に励み、生徒も自覚をもって授業に臨み、授業規律が確立されるなど、学校全体で意識の高揚が見られた。しかし、さらにワンランク上を目指すためには、生徒による授業評価を生かした組織的な授業改善や、実力テストの結果分析に基づく教科研修、教員相互の授業参観や先進的な取り組みをしている他校の授業参観などを積極的に行う必要がある。進路指導では、「進路の手引」「進路の手引・資料編」を再作成し全学年に配布して、3年間の進路指導の指針を明確にした。また、入学当初の志望を実現させるワンランクアップの進路指導を進めるため、進路目標を高くもたせ、安易に志望目標を下げさせない指導をすることで意思統一し、個別指導の充実と、行事・部活動にしっかり取り組ませた後は生活を切り替え、勉強に集中させるという学校生活にメリハリをつけさせる指導に全体で取り組んだ。大学進学率は61.3%(昨年62.6%)でわずかに下がったが、目標とした国公立、MARCHレベルへの合格者は113名で、昨年の94名よりかなり増えた。合唱祭、常磐樹祭等の行事は、従来通り活発に行うことができ、部活動ではサッカー部が地区大会優勝、文芸部が関東大会出場、吹奏楽部がコンク-ル入賞と活気に満ちた活動を維持できた。しかし、学習と学校行事・部活動との両立という面では、進路調査でも家庭学習の時間が確保できていない実態が明らかとなるなど、勉強と部活動のけじめをつけさせる指導や、生徒の自主的・自律的な時間管理をより促す指導に、継続して学校全体で取り組む必要がある。
(1)教育活動への取り組みと自己評価
①学習指導
・各教科では小テストを実施すると共に、週末課題等を課して家庭学習の習慣を身に付けさせる指導に努めた。また、1学年の「英語Ⅰ」3単位、2学年の「数学Ⅱ」4単位、「数学B」2単位、「英語Ⅱ」4単位では、習熟度別授業を実施して基礎学力の定着を図ると共に、年4回の実力テストを活用して弱点チェックと学力向上を図った。また、補講・補習を中間・期末考査前の土曜日(延40講座)、夏季休業中(34分野、延144講座)、早朝、放課後等に実施して、基礎学力と応用力の向上を図った。更に、昨年から継続して土曜日直による自習室開放を実施し、学習環境の整備に努めると共に、英語検定など教科の学習指導と関わる資格取得への組織的な取組も始まった。
・生徒による授業評価は9月と1月に実施し、集計・分析結果を全教員に配布して授業改善を図る校内研修の資料とした。しかし、資料に基づく授業力向上への取組が教員個人の教材研究等に任されている現状があり、ワンランク上を目指すためにはより組織的な取組として発展させていく必要がある。
・年間授業計画及び評価基準等については、シラバスを印刷・製本し全校生徒へ配布することで明確化を図った。内容については、教科による記述の違いをなくすなど更なる工夫が必要である。
・授業時間数の確保には、始業式後に復習テストや授業を行うと共に、トイレ改修工事に伴って長期業日の弾力的運用を実施したり、1学年の奉仕体験授業(保育園実習、3日間)を夏季休業中に実施するなどして対応した。
・総合的な学習の時間は、1年では教科「奉仕」と「日野台 a Mond Project」によるキャリア教育を行い、2・3年ではキャリア教育を中心に行うことにより、多角的な視野で今後の自分の人生を考えていける力を育成する進路学習のプログラムを、3年間のキャリア教育の中に位置づけることができた。
②進路指導
・3年間の進路指導指針を明確にするため、「進路の手引」「進路の手引・資料編」を新たに編
集・印刷して全学年に配布した。
・各学年では個別指導や進路便りの発行をきめ細かく行うと共に、進路年間計画に沿って1年では大学見学会、進路講演会、小論文講演会などを、2年では分野別説明会、大学模擬授業、大学入試説明会、選択説明会、進路講演会、小論文講演会、受検体験を聞く会などを、また3年では進路説明会、大学出張説明会、センタ-試験説明会、推薦希望者説明会、進路講演会、センタ-出願指導などを計画通り実施た。
・大学受験指導については、進学指導研究協議会への参加はできなかったが、大手予備校の進路
報告会や進路分析会に参加すると共に、実力テストや外部模擬試験の結果を予備校の進路支援システムで分析し、分析資料を使って校内研修を実施した。
③生活指導
・制服の着用は新旧にかかわらずほぼ良好であったが、セーター・ベストの着用では1年と2・3年で服装規定が異なり、一部に混乱が見られた。
・遅刻防止、身だしなみ、挨拶等の指導は、生徒に指導の主旨を理解させながら、教育活動全体を通して身に付けさせるようにした。挨拶等は概ね良好にできたが、後半になって遅刻者が増え、年間の皆勤者は153人(1年71人、2年68人、3年14人)に留まった。
・安全指導では、セーフティー教室を年3回実施(交通安全教室、ケータイ安全教室、薬物乱用防止教室)した。
・教育相談活動では、担任による個人面談やスチューデントサポート委員会による情報交換をきめ細かく行うと共に、必要に応じて外部関係機関の協力を仰いだ。生徒が安心して高校生活を送れるよう十分に心のケアを行うためには、専門カウンセラーの配置が是非とも必要である。
④特別活動・部活動
・部活動の加入率は年間を通して90%以上を維持できた。主な成績は、サッカー部が地区大会優勝、男子バレー部が冬季都立大会3位、ハンドボール部女子が冬季大会3位、文芸部が関東大会出場(俳句部門)、吹奏楽部が吹奏楽コンクール銀賞及び銅賞など。
・合唱祭、常磐樹祭(文化祭・体育祭)は、生徒の実行委員会が主体となって例年並みに活発に行うことができたが、ワンランクアップを図るためには生徒の運営力を高め、準備活動に早くから計画的に取り組ませるなどの指導が必要である。
・勉強と行事・部活動の両立については、第2回進路調査(11月実施)でも平日の家庭学習時間30分以内が1年生39%、2年生32%という結果であり、家庭学習の時間が取れていない現状が明らかになった。このため、高いレベルでの両立を目指すためには、生徒に勉強と行事・部活動とのけじめをつけさせると共に、学校全体で行事・部活動の活動時間に配慮し、生徒自身に時間管理を促して、家庭学習の時間を捻出させる指導を継続していく必要がある。
⑤健康づくり・校内美化
・心と体の健康づくりでは、5年前から取り組んでいる健康教育特別講座(3月実施、17講座)を今年度も計画通り実施することができた。生徒の7割以上が関心をもって取り組み、生徒自身に健康を考えさせる良い機会になった。
・校内美化については、美化委員会を中心に清掃活動、資源ごみの分別を計画通りに行い、校内美化を維持することができた。
⑥広報・募集
・7月から全教員でオープンスクールや生徒募集の案内を持って中学校訪問を行った。8月のオープンスクールでは模擬授業の数を15講座と増やした結果、中学生の参加が昨年以上にあった。模擬授業を希望する中学生は多く、英、数、国の教科ではさらに増やしていく必要がある。
・学校説明会は昨年より回数を増やして実施(11月、12月)した。他に都立学校合同説明会2回、多摩南部地区合同説明会、中学校・塾主催説明会等に参加し、学校PRに努めた。説明には学校案内や映像資料を用いたが、最新の学校情報をよりわかりやすく中学生・保護者に提供するためには学校案内の一層の工夫改善やビデオ映像の更新が必要である。
・学校ホームページは、最新情報をタイムリーに提供するツールとして必要不可欠になっている
が、広報活動にかかわる部分では十分な更新ができなかった。この点については、全面的な見直しが必要である。
⑦学校運営、組織体制
・企画調整会議は活発な意見交換が行われたが、提案や報告が多いときは時間的な余裕がなく、十分な意思疎通ができない場合もあり、事前の事案整理や情報交換が必要である。
・教育課程委員会では、昨年度に引き続き大学進学により適応した教育課程の改訂作業を進め、年
度末までに平成21年度教育課程を策定することができた。具体的には、1年で「国語総合」の1単位増に加え、「世界史B」3単位を「地理A」2単位・「世界史A」2単位に変更し、2年では情報スキルのアップを図るため1年「情報A」1単位を移行して2単位とし、さらに選択必履修の「日本史B」3単位・「地理B」3単位の組み合わせを「日本史B」3単位・「世界史B」3単位に変更した。また、これらの改訂に伴い次年度教育課程では週2回7時間授業を行うことになったが、部活動等への影響を配慮して、長期休業日の弾力的運用試行校の認定を受け、月2回程度の土曜授業を実施することにした。
・自律経営推進予算の編成では、予算調整会議で適切に予算措置を決定し、教科指導と進路指導の
充実、学校行事と部活動の活性化・効率化、募集・広報活動の充実等に重点配分した。
・トイレ改修は、昨年に続き2年目ということもあり、長期休業日の弾力的な運用を生かして、授業に殆ど影響のしない形で予定通り実施できた。
(2)数値目標を含む重点目標への取り組みと自己評価
①「勉強と、学校行事・部活動が高いレベルで両立できる指導の充実を図り、本校に入って良かったと言える生徒を育てる」については、
・学校評価「あなたの学校生活は充実している」の肯定的評価が各学年とも数値目標(70%)を越え(全体74%、昨年度44%)、目標を達成することができた。
・学校評価「日野台高校での生活は、自分の将来にとって有益である」の肯定的評価は平均69%(1年65%、2年74%、3年67%)で、2年生については数値目標(70%)を越えたが、全体としては昨年度(37%)より高まったが目標値を越えることはできなかった。
②「組織的な進学指導を確立するため、入学時から卒業までの成績データの一元管理化と校内LANの活用を実現する」については、
・各学年で揃っていなかった成績処理を学校全体で一本化することから着手、一元管理に向けた方法論を具体化させた。また、成績デ-タをサ-バで一括管理する成績処理システムの開発に取り組み、21年度からの実施に目途をつけた。
③「国公立大学や難関私立大学への合格者数を増やすと共に、中堅レベルの大学には志望者全員が合格できるように指導し、前年度以上の進学実績を残す」については、
・国公立合格者11人(昨年度8人)、難関私立大学合格者102人(昨年度86人)で、目標と
する国公立、早慶上智、医歯薬系等を含めたMARCHレベル以上の大学合格者数は113人(94人)となり、数値目標(120人以上)には達しなかったが、昨年度よりはかなり増えた。
・生徒の入学当初の高い進路希望を実現させるため、学年全体で高い目標に向かってチャレンジさ
せるように仕向けてきたが、センター試験受験者数は昨年と同数(216人)に留まり、センター試験での得点率8割以上の者は2人で数値目標(10人以上)に届かず、昨年度(4人)よりやや下回った。数値目標を達成するためには、今後とも進路指導部と学年とが生徒の入学当初の高い進路希望を実現させるというワンランク上を目指す進路指導を行うという共通認識で取り組む必要がある。
④「ホームページの適時更新、進路指導便り、生活指導便り等の発行など、保護者や地域の人々の理解と協力が得られるよう、適切な情報発信を行う」については、
・学校ホームページは、適時更新することに努めたが十分とは言えない状況にあり、全体の見直しと工夫改善が必要である。
・進路便りは延21回、生活指導便りは7回発行し、きめ細かな情報提供を行うことができた。
⑤「中学校へのきめ細かな情報提供に努め、全教員による中学校訪問を実施する」については、
・中学校訪問は全教員で156校行い、オープンスクールや学校説明会の案内など募集に関わる情
報提供に努めた。
・オープンスクール、学校説明会(2回実施)、学校見学(随時)などの参加者は延2000人
を越え、数値目標(1200人以上)を大きく上回ったが、入学選抜一次募集での応募倍率は1.51倍で数値目標(1.70倍以上)をやや下回った。
2.次年度以降の課題と対応策
本校の爽やかで活気に満ちた校風を維持・発展させながら、重点支援校3年目として、これまでの
取り組みに修正・改善を加え、目標として掲げている「生徒のより高い進路目標の実現のため、学習と学校行事・部活動のより高いレベルでの両立を図る」ことの達成に向けて全力をあげていく。
(1)学習指導の充実
・より良い授業を目指し、教員は授業力を高める教科指導の研修に努め、生徒には授業の予習・復習を習慣付ける指導を徹底する。
・生徒による授業評価を生かし、組織的に授業改善に取り組む。
・授業改善には、模擬試験の結果分析、教員相互の授業参観、他校への授業参観なども活用する。
・土曜授業等により授業時間の確保に努めると共に、補習・補講の充実、組織的な推進を図る。
・自習室、図書室の利用促進を図り、わずかな時間でも学習時間に使う習慣を身に付けさせる。
(2)学校行事・部活動等の充実
・合唱際、常磐樹祭にメリハリをつけてしっかり取り組ませ、その後の切替を学校全体で行う。
・部活動への9割以上の加入率を維持し、常にワンランク上を目指した効率的な活動を行う。
・勉強と行事・部活動を高いレベルで両立させるため、教員と生徒が「いつまでに何をするべきか」を共通認識し、家庭学習の時間確保にも十分な配慮を行う。
(3)進路指導、生活指導の充実
・3年間を見通した進路指導について学校全体で共通認識を持ち、進路プログラムを実践する。
・シラバス、進路の手引、進路便り等をより充実させ、個人面談をきめ細かく行う。
・成績データの一元管理を目指す成績処理システムの構築を進める。
・進路目標を高くもたせ、安易に志望目標を下げさせない指導への共通理解を図る。
・生徒に指導の主旨を理解させ、マナーや身だしなみについての指導を教育活動全体を通して行う。
・心と体の健康づくりについて生徒自身に考えさせる指導や、カウンセラー配置を推進する。
(4)広報活動・募集対策の充実
・学校ホームページの更新、進路便り、生活指導便り等の発行を定期的に行い、学校から発信している情報が、なかなか保護者に届いていないという状況を改善する。
・学校ホームページ、映像資料、学校案内等を工夫して、募集状況や学校の最新情報を迅速かつわかりやすく中学生、保護者に伝えていく。
・中学訪問、夏のオープンスクール、学校見学、学校説明会、塾対象説明会等を工夫し、応募倍率
の維持・向上を目指す。
以上

TOP
学校の概要